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やさいを食べよう!~8月31日はやさいの日~

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やさいを食べよう!~8月31日はやさいの日~
8月31日はやさいを食べよう!旬の夏野菜の栄養素や、1日に必要な野菜の摂取量などを掲載。野菜の日をきっかけに、野菜について学びましょう!

食育レター やさいの日 ~8月31日はやさいをたべよう~ "これは、野菜の良さを見直してもらうため、「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせから、 食料品流通改善協会や全国青果物商業協同組合連合会など9団体が昭和58年(1983年)に制定した記念日です。"  ◎やさいについて学ぼう! "【野菜の栄養】 野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維など人の健康にとって不可欠な栄養素の重要な供給源です。  【旬の食材は栄養成分も豊富】 トマトなどは店頭に1年中並んでいますが、出回り最盛期とそれ以外の時期とでは、栄養成分に差があるかを見てみましょう。[1] 実験では、東京とその近郊の5店舗において毎月店頭でよく売れている品種、そしてより新鮮なトマトを1年間分析しました。その結果、ビタミンの一種であるカロテンを100g当たりで比較してみると、出回り期の7月では528μgに対して、11月には241μgと出回り期の半分以下の結果となっています【図】。  この実験ではトマトのほか、じゃがいも(ビタミンC・夏)についても旬の時期に栄養が多いことが分かりました。 野菜は出回り期が長く1年中手に入れることができますが、やはり、栄養豊富な旬の野菜を食べることをおすすめします。" "夏が旬の野菜 夏野菜は、水分が多く含まれるのが特徴です。[2] "・ズッキーニ…実はかぼちゃの一種。ズッキーニにはカロテンが含まれます。含まれるカロテンは、油に溶けやすいので、油と一緒に調理することで体内への吸収量がアップします。 ・レタス…サラダなど生食で食べることで加熱すると壊れやすいビタミンを損なわずに摂ることができます。食物繊維を摂りたい場合には、油でサッと炒めるとカサが減って量もたくさん食べられます。 ・ゴーヤ…他の野菜にくらべてビタミンCが豊富で加熱してもほとんど壊れず残っているのが特徴です。カロテン、葉酸も含まれます。薄く切って塩もみをする、さっとゆでるなどで苦み成分をとるとよいでしょう。また、炒めるときには鰹節や昆布だし、卵を合わせると、苦みをあまり感じなくなります。 ・なす…なすはアクが多く、その正体はほとんどがポリフェノール類であり、切ると色が変わってしまうので、切ったらすぐに水にさらすか油で調理すると、色よく仕上がります。 ・かぼちゃ…カロテンをはじめ、ビタミンCやE、カリウムや食物繊維なども含んでいます。カロテンは実より皮の部分に多く含まれているので、一緒に調理して食べるようにしましょう。[3] ・とうもろこし…糖質が主成分のため、エネルギーの補給源となります。粒の皮は、セルロースという不溶性の食物繊維でできています。 ・ピーマン…カロテンやビタミンCを含む野菜で、赤ピーマンは緑ピーマンが完熟したもので、ビタミンなどの栄養価も2〜3倍にアップ。特にカロテンは赤ピーマンに多く含まれます。"  ◎子どもに必要な1日の野菜の量はどれくらい? 1日に必要な野菜の摂取量ですが、1~2歳は180g、3~5歳は240g[4]となり、大人は「健康日本21(第三次)」に示されている目標値350gとなります。(目安:トマト中1個190g、きゅうり中1本100g。)しかし、実際の大人の野菜摂取量は国民健康・栄養調査にあるように280.5g(男性288.3g、女性273.6g)[5]と目標値には達していない状況です。野菜はビタミン、ミネラルを含み、体の調子を整えてくれるため、大人も子どももしっかりと摂りたい食品です。朝、昼、夕食で野菜がとれているか、お子さまと一緒に一週間チャレンジに挑戦してみませんか?★☆  辻村卓 他 出回り期が長い食用植物のビタミンおよびミネラル含有量の通年成分変化 Vitamins(Japan), 71(2),67-74(1997) 農畜産業振興機構 主な野菜の栄養成分 https://www.alic.go.jp/y-kanri/yagyomu03_000001_00039.html 武庫川女子大学 食物栄養科学部 鮫島由香 他 四季の野菜の健康と栄養~抗酸化ビタミンが豊富なかぼちゃと消化促進効果のあるやまいも~ 「4つの食品群の年齢別・性別・身体活動レベル別食品構成」(女子栄養大学) 厚生労働省 令和元年 国民健康・栄養調査の結果の概要 ©2023シダックスフードサービス株式会社 №2308

「野菜を食べよう!一週間チャレンジぬりえ」はこちら

 

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