ごあいさつ
事業を通じた「社会課題の解決」で、
今後ともSDGs経営を継続推進
シダックスグループは、1959年、東京都調布市で受託した社員食堂からスタートしました。独身寮に配達する朝晩の30食ずつを加えても、提供食数は一日わずか360食。60年後の今日では、一日に72万食を提供する給食事業をはじめ、3600台の車両の運行を請け負うBtoBの車両運行事業、さらには約400の自治体から業務を受託して行財政改革をお手伝いするBtoP(Public)事業と、法人・自治体を対象としたサービスを中心に業容を拡大しています。
その一方で、カラオケ事業の売却(2018年)など事業ポートフォリオの見直しにも積極的に注力しており、Re-Growth(再成長)をめざして、さらなる経営改革を推進しています。
シダックスグループのサービスは、赤ちゃんが産声を上げる産婦人科に始まり、保育園、学校、学童保育、企業、病院、高齢者施設、公共施設、斎場まで、あらゆるライフステージでお客様とともにあります。近年では、その多岐にわたるサービス提供の強みを最大限に活かし、食事提供、施設管理、車両運行など、お客様がお求めのあらゆるサービスを一括して受託し、コスト削減と付加価値の提供を両立させた「包括受託」を全国の自治体で提供しております。
今、世界は、政治・経済の変化などにより不透明感を増しています。そのような中にあっても、以前から大切にしてきた「事業を通じた社会課題の解決」、つまりは「SDGs経営」を、改めて経営の中心に据えて継続、強化してまいります。
今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
シダックス株式会社 代表取締役会長 兼 社長