試合前の食事のポイント

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試合前の食事のポイント

試合前や前日の食事のポイントをご紹介!消化に良いものを摂り、前日は糖質中心に。ベストパフォーマンスのためのスポーツ栄養ガイドです。

知って得するスポーツ栄養  試合前の食事のポイント  試合前は、緊張や不安、興奮により消化機能の低下や食欲の変化(亢進、減退)が見られます。ベストなパフォーマンスを発揮できるよう、食事のポイントをおさえておきましょう 。 1. 胃腸に負担がかかる食品・料理を控え、衛生的なものを選ぶ  •	控えたいもの o	脂質・食物繊維の多いもの: 消化に時間がかかり、胃腸の負担になります 。 o	多量の冷たいもの・刺激物: 胃腸を刺激し、おなかの調子を崩しやすいです 。 o	生もの: 食中毒予防のため、加熱調理されたものを選びましょう 。 2. よく噛んで食べる  しっかり咀嚼することで消化がスムーズになり、栄養素の吸収率もUPします 。 3. 食べる量を決めておく  あらかじめ必要量を準備し、摂取量の過不足を防ぎましょう 。 ________________________________________ 参照:高田和子・海老久美子・木村典代「エッセンシャルスポーツ栄養学」  © 2025 シダックス栄養士会  SHIDAX 未来の子供たちのために  スポーツ栄養部会発行 No.2508-1
胃腸への負担を軽減!  試合前日におすすめの献立  試合前日は、消化に時間のかかる脂質の多い料理は避け、糖質を中心に、食べ慣れた食事にしましょう 。 【試合前日の献立案】  •	ごはん(350g) : 普段よりもご飯を多めに食べて、体の中にエネルギー源であるグリコーゲンを貯めます 。 •	豚もも(赤身)のしゃぶしゃぶ(豚もも80g): 消化に良い食事です。 •	小松菜と油揚げの煮浸し : 糖質をエネルギーに変えるビタミンB1を摂ることができます 。 •	ミニにゅうめん : 汁物には糖質の多い麺類やいも類をプラスしましょう 。 •	低脂肪乳(コップ1杯)  •	キウイ1個  消化の良い食事にするためのポイント  •	調理法は、「焼く・煮る・蒸す」で油を控えましょう 。 •	食材はやわらかく調理して食べましょう 。 ________________________________________ 参照:鈴木志保子「理論と実践スポーツ栄養学」 、山田聡子「パフォーマンスが変わる!アスリートのための栄養と食事」  SHIDAX  ©2025シダックス栄養士会  未来の子供たちのために  スポーツ栄養部会発行 No.2508-2



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