アスリートとBCAA

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アスリートとBCAA

筋肉を作るのに重要な必須アミノ酸、BCAA(分岐鎖アミノ酸)について学びましょう!
知って得するスポーツ栄養 アスリートとBCAA BCAA(分岐鎖アミノ酸)はバリン、ロイシン、イソロイシンの総称で、体内で合成できない必須アミノ酸です。BCAAは主に筋肉で代謝されることから、筋肉のエネルギー代謝や合成に深く関わると考えられています。 BCAAの働き 筋肉のエネルギー源 筋肉を合成する材料 筋疲労の軽減 BCAAはアスリートに重要な栄養素! 参照:鈴木志保子「理論と実践 スポーツ栄養学」    寺田新『スポーツ栄養学・科学の基礎から「なぜ?」にこたえる』 2025 シダックス栄養士会 スポーツ栄養部会発行 No.2503-1
筋たんぱく質合成に重要なアミノ酸(ロイシン) 筋肉を大きくしたい場合には、筋たんぱく質合成に重要なロイシンを摂取することが大切です。 ロイシンの摂取タイミングによる働きの違い 【運動前】筋肉のエネルギー源となり、筋たんぱく質の分解を抑制する 【運動後】筋たんぱく質の合成を向上させて効果的に筋肉を修復  ロイシンを多く含む食品(100g) 牛乳8500㎎ チーズ2300㎎ 鮭2200㎎ 鶏もも肉 2000㎎ 納豆1300㎎ 全卵 1100㎎  例)18歳70㎏の場合 2730㎎/日必要 ロイシンの必要量 年齢    必要量 11~14歳  44 15~17歳  42 18歳以上  39  ロイシンは、動物由来の食品や大豆に多く含まれます。たんぱく質は1日3度の食事で均等に摂りましょう。特に朝食は少なくなりがちなので、しっかり補うことが大切です。 参照:高田和子・田口素子「エビデンスに基づく競技別・対象者別スポーツ栄養」 厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」


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