1. HOME
  2. シダックスのコラム
  3. 健食インフォ
  4. 暑熱環境下で起こる身体の変化を知ろう!

暑熱環境下で起こる身体の変化を知ろう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
暑熱環境下で起こる身体の変化を知ろう!

暑熱環境下でもパフォーマンスを維持するためには、適切な身体冷却を行う必要があります。タイミング・目的に合わせて、自身に合った方法を取り入れましょう!

暑熱環境下で起こる身体の変化を知ろう! 運動中の体温調節は、 ➀皮膚血管の拡張による熱放出②発汗による蒸発によっておこなわれている 暑熱環境下では・・・外気温が体表温(≈34℃) よりも高くなると熱放出が見込めない 特に多湿環境下では、汗をかいても蒸発しにくい“無効発汗”の量が増える 深部体温(身体の核心の温度)の過度な上昇が起こり、持久性運動パフォーマンスの低下 や 判断力など認知機能が低下する 脱水が加わると、パフォーマンスがさらに悪化する可能性がある。 暑熱環境下でパフォーマンスを低下させないために…… ✓体重の2%以上の脱水が起こらないように、こまめな水分補給を行う ✓深部体温を下げる、または上昇を防ぐために、身体冷却を実施する
「身体冷却」を実践して暑熱環境下でもパフォーマンスを維持しよう <身体冷却のタイミング>  ●運動前(プレクーリング) ・深部体温をあらかじめ少し下げる ・運動中の発汗量を抑える(発汗開始の遅延) ●運動中(パークーリング) ・深部体温の過度な上昇を防ぐ ・疲労感、温熱感覚の抑制 ●運動後(ポストクーリング) ・筋損傷、炎症の抑制 ・リカバリー効率の向上 <身体冷却の方法>  ●内部冷却  ✔水分補給 ✔アイススラリー *摂取 *液体に微細な氷の粒が混じった飲み物 氷が溶ける際に体内の熱を多く吸収する ●外部冷却 ✔送風 ✔アイスパック(氷のう) ✔冷水浴(適温9~20℃ ※水道水よりも冷たい温度) 3つのタイミングと目的に合わせて方法を組み合わせましょう! 適切な身体冷却方法は、競技特性や自身の感じ方によって異なるため、練習時に試してから実践しましょう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加