食育レター みかん

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食育レター みかん

今月は、冬が旬のみかんについてご紹介します。美味しいみかんの選び方や保管方法など参考にしてみてくださいね♪
食育レター 12月号 みかん(うんしゅうみかん) 冬の果物といえば、みかんがあります。日本でも古くから親しまれているかんきつ類です。みかんの皮をむくと、 7個から10個程度の小さな房に分かれています。この房のことをみかん産地では「ほろ」と呼ぶことも ありますが、正式には「じょうのう」と言います。じょうのうの中には、果汁を含んだたくさんの小さなつぶつぶ 「砂じょう」が詰まっています。みかんは、ビタミンCやカロテノイド(抗酸化成分)を含みます。 乾燥して風邪などひきやすい時期にご家族で食べていただきたいお勧めの果物です。  白いすじ(ポリフェノール、食物繊維が含まれている) 皮をむく じょうのう膜 じょうのう(果肉がはいっている袋) じょうのう膜をむく 砂じょう(さじょう)(果肉のつぶつぶ、果汁が入っている)  白いすじには栄養が多く含まれるため、気にならない方は袋ごと食べることをお勧めします☆ (砂じょうにも栄養は含まれています)  みかんの成り立ち みかんの木に5月ごろに花が咲き、その花が実(みかん)となっていく様子をみてみましょう。 5月上旬開花 うんしゅうみかんは白い花が咲きます。 めしべ 子房 めしべの元 の子房がふくらんで実になります。 6月上旬 幼果  8月下旬 実が大きくなる 10月上旬 着色が始まる 11月 収穫時期 みかんには収穫時期により呼び名があります! 「極早生(ごくわせ)」(9~10月) 「早生(わせ)」(10~11月) 「晩生(おくて)」(1~3月)  1本の木から約600個から700個(みかん1個:100gとして、60-70㎏)のみかんがとれます!  おいしいみかんの選び方 おいしいみかんは、あまさと酸味のバランスがよく、果汁が多いものです。 色とつやがよく、濃いだいだい色で、表面がなめらかなもの 果皮が薄く、皮がういていないものういているものは果汁が少ない へたが小さめ、少し黄色くなっているものが味が濃い あまり大きくなく、重量感があるもの、よく実って果汁が多いものは重い みかんの保管方法 みかん等のかんきつ類をそのまま箱に入れておくと、カビが原因で腐ることがあります。風通しが良い場所に移して保管し、段ボールに入ったみかんは時々上下をいれかえましょう。 皮ごと冷凍して「冷凍みかん」にしてもいいですね みかんがたくさんあるときは こちらもおススメです♪ 簡単☆みかんジャムレシピ 監修:シダックス総合研究所 参照:別所英男(2022),おいしく安全な食と農業 果物 文研出版     農文協編(2023),くだものの「おなか」③ミカンやバナナのなかま 一般社団法人農山漁村文化協会    毎日くだもの200グラム推進全国協議会(2018),FACTBOOK-果物と健康ー(六訂版)公益財団法人中央果実協会 農林水産省HP 消費者の部屋 こどもそうだん 野菜・果物



 
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