品質管理
シダックスグループ 品質管理方針
シダックスグループは、経営理念(ミッション、ビジョン、バリュー)の「ミッション」に定めるとおり、「未来の子供たちのために、より良い社会づくりの視点で、人々と共に「安心」「安全」「笑顔」の日々をつくること」を最優先した事業活動に取り組むために以下の品質環境方針を定めます。
品質環境方針
- シダックスグループは経営理念(ミッション、ビジョン、バリュー)に基づき、国際社会の目標である持続可能な開発目標(SDGs)を考慮した事業活動を行い、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
- 事業活動が地球環境、ステークホルダーに与える影響を捉え、目的・目標を定めて取り組むと共に、監査を実施し、提供している商品・サービスを常にモニタリングすることで継続的に改善を図ります。
- 当グループの事業活動に関係する品質・環境関連法規制および当グループが同意するその他の要求事項を遵守します。
- 当グループの事業活動の全てにおいて、お客様満足度の向上、環境負荷低減を目指した以下の活動を重点的に取り組みます。
- お客様へグループ総合力を活かした「安心・安全」な商品・サービスの提供
- 「お客様の声」を当グループ内での共有、お客様満足度向上の追求
- 基本理念の理解と意識向上を図るための教育の実施
- 廃棄物の発生抑制・再利用・再資源化の推進、持続可能な循環型社会構築への貢献
- 本社、支店、事業所における省資源・省エネルギー・環境配慮型商品使用の推進
- 水資源への配慮、有害化学物質対策による環境負荷低減、環境汚染の予防推進
- 当グループ事業活動による環境や生物多様性に対する影響を把握し、持続可能な社会・地域づくりに貢献
- 当グループの社員一人ひとりが自らの役割を自覚し、責任とプライドを持って行動します。
2022年4月1日
シダックス株式会社
代表取締役会長兼社長
給食サービスHACCP
2018年に食品衛生法が15年ぶりに改正され、食品事業者はHACCPに沿った自社の衛生管理体制を構築し、運用していくことが制度化されました。HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)とは、1960年代に米国のNASAにて、宇宙食の安全性を確保するために開発された食品衛生管理の方式です。食品の高安全性、高品質を実現する食品衛生管理システムの国際標準として、「危害分析及び重要管理点」が示されており、この方式が、原材料からお客様の口に入るまでの工程ごと、食品ごとに起こり得る危険の予知・分析・監視の役割を担っています。
シダックスグループでは、HACCPの考え方を取り入れ、工程管理に重点を置いた衛生管理を行うための「給食サービスHACCPマニュアル」を2010年4月に策定し、ブラッシュアップを重ねています。食材、物流、調理に至るまで、「清潔」「迅速」「加熱」の3原則に基づく厳しい管理基準を遵守することで、提供する食の安全性を確保すると共に、質の高い衛生管理を実施しています。
社員の健康・衛生管理
社員の健康管理
フードサービス事業では健康診断等、これまで実施してきた健康管理に加えて、パートやアルバイトも含めた全従業員の情報を携帯電話やフリーダイヤル、パソコンで記録・蓄積するシステムを導入。体調不良者の出勤停止等、衛生対策の徹底を図っています。リスクマネジメントの一環として全従業員の体調管理を徹底し、さらなる「安心・安全」な食の提供を目指します。
食中毒、ノロウイルス対策の徹底
年間を通した衛生管理活動に加え、食中毒の発生件数が増加する傾向にある夏季と、ノロウイルスによる感染がピークを迎える冬季には「衛生対策期間」を制定。通常の手洗い・消毒の徹底、調理器具の消毒を強化しています。ノロウイルスに関しては、感染源となるおう吐物を適切に処理できるよう「おう吐物処理セット」をグループ内の全店舗・施設に配備しています。また、感染拡大の被害を防ぐためには、弊社従業員のみならず、食堂や施設を利用されるお客様のご協力が欠かせません。そのため、注意を促すためのポスター掲示や、理解を深めていただくための小冊子を作成。弊社給食サービス受託クライアント様を含めたお客様へ配布しています。またご希望のあった店舗・施設では、お客様に対する衛生講習会も実施しています。
営業店の衛生管理
衛生点検と自主検査の実施
全国支店のスーパーバイザーやエリアマネージャー、栄養管理担当に加え、本社品質管理担当者が全ての営業店を対象とし、独自に定めた衛生点検表を基に衛生点検を実施しています。是正すべき項目がある場合は、適宜指摘、改善指導を行います。なお、全ての衛生管理活動は、年度毎に定める「食品安全管理活動手引書」に準じて行われます。
また、衛生点検と併せて、調理器具・備品や調理品を対象とした自主検査(細菌検査)を定期的に実施することで、施設衛生状況の客観的指標としています。検査の結果、改善が必要な場合は支店、本社から指導を行います。
※現在は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Webカメラを活用したリモート点検も行っています。
衛生管理に関するサポート体制
衛生管理においては、全国支店スタッフ、本社品質管理室が営業店と連携し、お客様の食の安全をお守りします。災害や事故発生時には、本社管轄の品質管理委員会やクライシス対策本部とも連携、情報を共有し、早期の課題解決に努めます。
ISO9001
さらなる品質向上を目指して
シダックスグループは、2004年3月に品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001:2000」を取得して以来、顧客満足向上、安心安全な食事提供を目指し継続的な改善をおこなってまいりました。2017年度に、食材の一元購買、物流事業・厨房機器や備品、消耗品などの購買をおこなっている「エス・ロジックス株式会社」を認証範囲に加え、さらなる品質向上に向けた活動を推進していきます。また、国際社会の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向け、「シダックスグループ品質環境方針」を見直すと共に、「ISO9001:2015」版の認証を取得しました。
- 登録の組織
(2024年3月現在) -
- シダックス株式会社
- シダックスコントラクトフードサービス株式会社
- シダックスフードサービス株式会社
- エス・ロジックス株式会社
- シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社
- 認証適用範囲
(2024年3月現在) -
- <シダックス株式会社>
-
- 総務部
- 法務部
- 採用教育部
- 品質管理室
- <シダックスコントラクトフードサービス株式会社>
-
- 改革事業推進室
- 東京支店
- 営業開発推進
- 東京支店 住友ツインビル店
- <シダックスフードサービス株式会社>
-
- 改革事業推進室
- 東京支店
- 営業開発推進
- 東京支店 東京清風園
- <エス・ロジックス株式会社>
-
- 物流・管理部 業務管理課 物流課
- 食材調達事業部 食材課
- ドーグ事業部 内販課
- <シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社>
-
- 事業推進室
- 学校給食事業本部
- 審査登録範囲
- 給食サービスにおける経営計画、管理、設計・開発及び提供
- 審査登録機関
- ビューローベリタスジャパン株式会社
- 初回認証日
-
ISO 14001:1996、JIS Q 14001:1996 2002年2月27日
ISO 9001:2000、JIS Q 9001:2000 2004年3月29日
- 規格
-
ISO 14001:2015、JIS Q 14001:2015
ISO 9001:2015、JIS Q 9001:2015
※シダックスグループが取得したISO9001の認証状のコピーです。
その他取り組み及び認証
会社名 | 取り組み及び認証 |
---|---|
シダックスコントラクトフードサービス(株) | スマートミール16店舗 |
シダックスフードサービス(株) | スマートミール1店舗 医療関連サービスマーク取得 メディカル給食協会の加入と代行保証 |
大新東(株) | プライバシーマーク(JISQ15001) ISO39001(東京支店) 道路交通安全マネジメントシステム 優秀安全運転事業所表彰制度(足利営業所・日光営業所)にて金賞 |
シダックス大新東ヒューマンサービス(株) | プライバシーマーク(JISQ15001) 創業以来食中毒事故発生ゼロ |
エス・アイテックス(株) | プライバシーマーク(JISQ15001) |
シダックス安全衛生方針
当社は安全衛生方針を下記の通り定め、経営者、従業員一丸となって、労働災害防止活動の推進に努めます。
また労働災害を未然に防止するために必要な基本的事項を明確にし、従業員の安全と健康を確保するとともに快適な職場環境の形成を目指します。
掲示日:2024年1月1日
安全衛生方針
シダックスグループは「健康を創る(健康創造産業)」を企業の使命とし、安全最優先の文化を築き上げ、全ての従業員が労働災害防止活動に取り組むことを自らの責務であると自覚し、職場の危機要因の除去と心身の健康保持の促進に取り組みます。
安全衛生の基本方針
- 安全衛生に関する諸法令を遵守します。
- 調理、提供、接客、調達などあらゆる段階においてリスク低減に取り組み、労働災害の防止に努めます。
- 設備や作業方法の改善等に努め、衛生的な職場環境を形成・保持します。
- 従業員の心とからだの健康保持促進に向けた環境整備と機会提供に努めます。
- 安全衛生に係る具体的な目的・目標を設定して実行・評価し、継続的改善を図ります。
- 安全衛生教育を通じて、従業員自ら安全最優先で行動するよう安全意識の向上に努めます。
シダックス株式会社
代表取締役会長兼社長