プレスリリース
2021年10月15日
コロナ禍でも食事で旅行気分を 入院患者様などに甲信越の郷土料理を提供 「山賊焼き」「佐渡のブリカツ丼」など全8品
総合サービス企業 シダックスグループでは、事業子会社・シダックスフードサービス株式会社を通じて全国で受託運営する約620カ所の病院・高齢者福祉施設を対象に、完全調理品(※)としてパッケージ化された甲信越地方の郷土料理を、2021年10月25日(月)~12月24日(金)の期間、順次提供します。
本企画は「全国郷土料理うまいもの紀行」と題し、全国47都道府県の郷土料理を期間ごとに提供するというもので、2020年10月~11月に “九州・沖縄編”から開始し、今回で第4弾となります。新型コロナウイルスの影響で外出が難しい中、お客様に病院や施設内にいながらにして、郷土料理で旅行気分を味わっていただきたいという想いから企画しました。メニューは全て、各地域の当社の栄養士監修のもと、地元の味を再現し商品化されています。
メニューは完全調理品としてパッケージ化されて各施設に納品されるため、コロナ禍においてもオペレーションの負担軽減や省人化対応が可能です。また工場で一括調理されることで、各調理現場での廃棄物のほか、仕込みや調理・洗浄時における水の削減効果も期待できるなど、SDGsの視点からも意義深い取り組みと言えます。
第4弾“甲信越編”では、山梨・長野・新潟の3県の郷土料理をテーマに実施。鶏モモ肉をニンニクと醤油タレに漬けこんで揚げた、食べ応えのある長野県の「山賊焼き」、山梨県を代表とする郷土料理“ほうとう”をそのままコロッケの具材に使用した「山梨ほうとう入りコロッケ」、新潟県佐渡島のご当地グルメでブリの身をとんかつのように揚げた「佐渡のブリカツ丼」など、全8品を提供します。
本企画により、いつもと違うご当地の味で、非日常・楽しさを演出させていただきます。シダックスグループは今後も、SDGsの視点でフードサービスを推進してまいります。
※完全調理品…工場等で調理し、料理にまで完成させた食品。調味などをする必要がなく、そのまま、あるいは、再加熱するだけで食べることができる。
【「全国郷土料理うまいもの紀行」 第4弾“甲信越編”概要】
■実施期間:2021年10月25日(月)~2021年12月24日(金)
■提供箇所:全国約620カ所の病院・高齢者福祉施設
■メニュー開発者:シダックスグループの甲信越エリアに所属する栄養士スタッフ
■提供メニュー:甲信越地方の郷土料理 全8品
*長野「山賊焼き」
鶏モモ肉をニンニクと醤油タレに漬けこみ、片栗粉をまぶして揚げた料理。
しっかりめの味付けで食べ応えがあり、キャベツとレモンを添えて食べる。
山賊焼きの由来は松本市の「河昌」による「山賊は物を取り上げる=鶏揚げる」と語呂を合わせた説と、塩尻市の「山賊」というお店を発祥とする2つの説がある。
*長野「キムタクご飯」
「キムタク」とは「キムチ」と「たくあん」のことで、塩尻市の学校給食が発祥。
豚モモ肉とキムチを絡ませた豚キムチに、たくあんのアクセントがご飯と良く合う一品。
ピリ辛の豚キムチにたくあんの食感がヤミツキに。
*山梨「山梨ほうとう入りコロッケ」
山梨を代表する郷土料理“ほうとう”をそのまま使用したユニークなコロッケ。
蕎麦処「きくや」が開発し、愛称は「なしコロ」。
かぼちゃやほうとうの味がお手軽に楽しめる一品。武田信玄の家紋“武田菱”をイメージしたひし形をしている。
*新潟「佐渡のブリカツ丼」
2010年に「佐渡ご当地グルメ普及促進協議会」が考案したご当地グルメ。
ブリの身をとんかつの様に揚げており、甘い醤油タレがブリと良く合う。紅生姜をトッピングすると相性抜群。
「全国郷土料理うまいもの紀行」 過去実績】
■シダックスフードサービス株式会社について:
シダックスグループの祖業である給食事業を担う事業子会社。外来レストランも含む病院、有料老人ホーム等の高齢者施設、および保育園、幼稚園など約800カ所の食事提供業務を行う。