プレスリリース
2022年10月4日
誰もがアスリートを食でサポートできる環境に 「スポーツ栄養社内認定資格制度」を制定
総合サービス企業 シダックスグループは、社内の管理栄養士・栄養士で構成された自主組織「シダックス栄養士会」を通じ、アスリートを栄養面から専門的にサポートできる栄養士人材を育成するため、新たに「スポーツ栄養社内認定制度」を制定します。
シダックスグループには、全国の管理栄養士・栄養士が約2,600名(※)所属する「シダックス栄養士会」があり、日々メンバー間のコミュニケーションや、知識・技術の向上のため活動を行っています。栄養士会には「スポーツ栄養部会」や「高齢者食部会」、「保育食部会」など、専門的に食の栄養を学べる部会が複数あります。
その中でも、スポーツ栄養を専門的に扱う「スポーツ栄養部会」は特に人気で、約60名が所属。当社は国際スポーツ大会のアスリートサポートの実績・経験が豊富であるため、スポーツ栄養のスキルがある人材が多く所属しています。しかしながら、日本スポーツ協会と日本栄養士会が共同で認定する公的な専門資格である“公認スポーツ栄養士”は8名(※)いるものの、本資格は管理栄養士であること、スポーツ栄養指導の経験があることなど取得の難易度が高く、独学での挑戦にはいくつかの課題がありました。
この度、栄養士のエンゲージメント向上と、スポーツ栄養の専門性強化などを目的に「スポーツ栄養社内認定資格制度」を制定し、2022年10月から導入を開始します。これにより、誰でも単位を取得して資格を認定されれば、受託先のスポーツ関連施設にてアスリートへのサポートを優先的に行うことができるようになります。アスリートを食でサポートしたい栄養士人材を育て、挑戦できる環境をつくってまいります。
※2022年10月時点
【スポーツ栄養社内認定資格制度 概要】
■目的
・スポーツ栄養の専門分野に特化した栄養士の見える化
・栄養士の「エンゲージメント向上」と「専門性強化」(アスリートサポートに関わる場の優先的提供)
・公認スポーツ栄養士の資格取得に向けたステップとしての活用
■認定資格
①SDAアスリートフードコーディネーター(SDA=SHIDAX Dieticians Associations):
「スポーツ栄養部会」に所属する管理栄養士・栄養士が対象。講座受講やアスリート向けレシピの作成など、認定基準単位(全30単位)を取得後、認定される。
認定により、社内の受託施設において、アスリートの目的に応じた献立作成・食事提供が可能になる。
②SDAアスリートフードマネージャー:
SDAアスリートフードコーディネーターを取得した管理栄養士が対象。接客英語やヴィーガン・ベジタリアン・グルテンフリー食の理解など、認定基準単位(全30単位)を取得後、認定される。
認定により、社内の受託施設において、アスリートへ食事面からの専門的なサポート(選手や指導者に対する集団指導・栄養相談、食環境整備等)
■シダックスグループ 公認スポーツ栄養士・スポーツ栄養部会会長 中村みどり コメント
誰もがアスリートを食でサポートできる環境に 「スポーツ栄養社内認定資格制度」を制定