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お知らせ

2024年2月14日

茨城県取手市にて行われたフレイル対策イベントで、
シダックスの管理栄養士が2年連続で講演

2024年2月1日(木)、茨城県取手市の複合施設「取手ウェルネスラザ」にて行われたフレイル対策の講演イベント「脱フレイル!知って!体験!講演会」で、シダックスの管理栄養士が講演を行いました。フレイル対策イベントは昨年に付き続き2回目の開催となります。

取手ウェルネスプラザは、2015年10月の開設当初より、シダックスグループで全国の公共施設等の受託運営を行うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が担当しています。グループの総合力を活かし、食を通じて健康に寄与する事業を展開する当社の管理栄養士が講師として参加。地域住民の皆様へ、日常で意識してほしい“食”に関するフレイル対策についてお伝えしました。

 


講師を務めたシダックス総合研究所 管理栄養士の葉梨 静香

 

フレイルとは、加齢により心身が老い衰えた状態のことです。毎年2月1日は「フレイルの日(※1)」と定められており、取手市ではこの日、同所にてイベント「脱フレイル!知って!体験!講演会」を開催。歯科医師や管理栄養士による講演やフレイル予防運動、健康チェック等の体験ブースのほか、地元野菜の販売や減塩みそ汁の試食提供などを行い、そのイベントの一環として、シダックス総合研究所 管理栄養士の葉梨 静香が「『さあにぎやかにいただく』~あれもこれも食べていつまでも元気に!~」と題した講演を行いました。

講演ではフレイル対策として多様な食品摂取を行うことを掲げ、10種類の食品群(※2)の頭文字をつないだ標語「さあにぎやか(に)いただく(※3)」の合言葉を紹介。その後、参加者が知識を習得し行動へ移せるように、会場の参加者一人ひとりの食事チェックの時間を設け、〇×クイズなどの参加型のプログラムとして実施しました。

また、セミナー後半では「あなたの『できない』の解消法」として、知識を生活に取り込めない主な「できない要因」と具体的な解消方法を紹介。最後に「本日の講義で1つでもご自身の生活に取り組めることは見つかりましたか?」の問いに、多くの参加者の皆様から手が挙がりました。

 


会場には多くの地域住民の皆様が参加され、〇×クイズにも元気に答えてくださいました

 

高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。ただ、早く治療や予防をして対策を行えば、元の健常な状態に戻る可能性もあるため、日頃から意識して対策をすることが大切です。

今回講師を務めた葉梨が所属するシダックス総合研究所は、シダックスグループが提供するサービスを支える機関として、管理栄養士が中心となって高齢者や勤労世代、幼児、スポーツ栄養に関する健康栄養情報の配信や健康課題の研究活動を行っています。今後も皆様への健康情報発信などを行ってまいります。





講演会の後には、ベジチェックや血管年齢計、体組成計による測定会や栄養相談、介護予防体操などの体験会が行われ、栄養相談には、シダックス総合研究所の2名の管理栄養士が対応しました

※1:フレイルの日……一般社団法人スマートウェルネスコミュニティ協議会、日本老年学会、一般社団法人日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が共同で、フレイル予防の重要性をより多くの人に知ってもらうことを目的として、2020年に制定。毎年2月1日を「フ(2)レ(0)イ(1)ルの日」としています

 ※2:10種類の食品群……多様な食品を摂取することは高次生活機能(自立した生活を送るうえで必要となる総合的能力)の維持や、筋量・身体機能と関連があり、以下の10種類が該当する。
①魚介類(生鮮、加工品を問わずすべての魚介類)
②油脂類(料理に使う油、パンに塗るバター、マーガリン)
③肉類(ソーセージ、ハム等の生鮮、加工品)
④牛乳・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ等)
⑤緑黄色野菜(にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、トマト等色の濃い野菜)
⑥海藻類(ひじき、わかめ、のり、めかぶ等)
⑦芋類(じゃがいも、さつまいも、里芋、山芋等)
⑧卵(鶏卵、うずら、卵豆腐等<魚の卵は除く>)
⑨大豆・大豆製品(豆腐、納豆、油揚げ、豆乳等大豆を使った食品)
⑩果物類(生鮮、フルーツ缶等)

※3:東京都健康長寿医療センター研究所が開発した食品摂取多様性得点を構成する10の食品群の頭文字をとったもので、ロコモチャレンジ!推進協議会が考案した合言葉です。

 

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