シダックスグループでは多くの企業・自治体・学校・病院等の給食サービス・食堂運営を受託しており、全国1,800カ所以上のフードサービスを承っています。1959年に社員食堂の運営から創業したシダックスは、給食事業で60年以上の実績を持つリーディングカンパニーです。

入居者様の病状・疾病に合わせてさまざまな食形態や疾病に対する制限に対応。常食、軟菜、分粥、流動食、減塩食、糖尿食、嚥下食など幅広い食形態に柔軟に対応します。献立は管理栄養士が所属するメニュー開発室にて開発。季節のメニューなどを取り入れながら、栄養バランスと食の楽しみを両立する食事を提供しています。

シダックスではグループ会社であるエス・ロジックス株式会社にて、食材の一元的な購買システム、物流システムを構築しています。業者選定には当社の厳しい安全基準を設けており、「食のカルテ」を作成しトレーサビリティを徹底。お客様は発注先管理の手間を軽減しながら安心して食材を発注することができます。また、複数の取引先への発注業務に関わる手間の軽減、共同購買のスケールメリットを活かした仕入コスト抑制、配送の一元化による環境負荷低減も図れます。

安全衛生管理を徹底するため、各店舗ごとに衛生管理マニュアル「給食サービス HACCP」を 配布しています 。毎日の朝礼時に確認・指導を行うほか、社内報による衛生ミニテストを実施。繰りかえすことでの慣れを防ぐため、本部品質管理部の巡回指導や外部機関による「抜き打ち監査」も行っています。原材料・調理工程・設備の視点から設定した基準を前提に、万全の安全衛生管理を実施します。

BCPとは災害などのリスクが発生した際に重要業務が中断しないことを目的に、緊急時対応の役割や対応を事前に定めた計画です。シダックスでは、日頃からさまざまな事態を想定した緊急対応策を策定しています。また、万一災害や機器故障などで調理が困難な状況に陥った際には「損害最小限」「早期復旧」に向け、シダックスグループをあげて対応します。

シダックスでは、再加熱または解凍だけで美味しい料理を提供できる冷凍惣菜・冷凍弁当の開発・販売も行っています。再加熱・解凍するだけでそのまま提供可能なアイテムや具材やソース、たれをプラスしてアレンジできる汎用性のあるアイテムをご用意。完調品・半調品を組み合わせて効率的なオペレーションが実現できます。また常菜食・軟菜食・ソフト食に対応した冷凍弁当は感染症対策や災害時に食事提供を止めない対策として常時20,000食のストックを行っています。