500の仕事、シダックス。

世界で勝利を目指す仕事。世界で勝利を目指す仕事。

case study | 東京都渋谷区の場合

スポーツ栄養のノウハウで、アスリートたちのパフォーマンス向上を支援。

東京都渋谷区の情報
人口:226,266人(2018年8月1日現在)
面積:15.11平方km
東京都渋谷区地図
sustainable development goals
3.の高い教育をみんなに
4.ジェンダー平等を実現しよう
10.住み続けられるまちづくりを
17.

私たちシダックスグループは、「SDGs」の取り組みに力を入れています。

30年以上、走り続けてきた「スポーツ栄養」の道。

全国の企業、学校、医療施設などで食事を提供している私たちシダックス。その中には、日本代表候補選手の支援を行う国立スポーツ科学センターや、プロスポーツチームの選手食堂や選手寮の食事を担っている現場もあり、アスリート食はシダックスの強みの一つとなっています。その背景には、1985年から私たちが「アスリート食研究所(現:シダックス総合研究所)」を設立し、まだ認知度の低かった「スポーツ栄養」のノウハウを蓄積してきたことがあります。自動車メーカーがF1に挑戦することで車全体の技術を向上させるように、私たちは高いパフォーマンスの発揮が求められるアスリートの食事を担うことで、食の技術を高めよう。そういう発想で80年代からヤマハ発動機ジュビロ社会人ラグビーチームへの食事提供や、国際ヨットレース・アメリカズカップを目指す日本チームへの栄養指導を始めたのです。「竸技によってもチームの方針によっても、さらに練習や試合の日程によっても求められる食事は違ってきます。運動や生理学の知識も必要でした」。そう語るのは黎明期からシダックスでアスリート食の研究、事業開発に携わってきた主席研究員、高戸良之です。「最初の頃は栄養士たちも悩みながら、その現場ごとに栄養の基準をつくっていきました。この30年で大きく進展したと思います」(高戸)。1990年台には自社の社会人野球チームの栄養サポートも担うようになり、1999年の社会人野球日本選手権大会、日本一を支えました。蓄えたノウハウで、今はプロ野球やJリーグといった多くのチームの食事提供、栄養指導をシダックスが担当しています。

競技を学び、選手を見つめ、チームの一員に。

「毎日、朝食と夕食を、寮でおいしくいただいています。管理栄養士の松本さんは栄養の摂り方を教えてくれるだけでなく、個々の体格や体調に合わせたアドバイスもしてくれるのがありがたいです」(ヤマハ発動機ジュビロ ロック 桑野詠真選手)。「試合や練習も観に来て、選手をよく見てくれている。選手たちも松本さんを信頼して、体調の変化を相談したりしています。常に自分を追い込んでいる選手たちがリラックスできる貴重な時間が食事のひととき。単なる栄養の摂取だけじゃない、楽しめる食事づくりをしてくださっているのが感じられて嬉しい」(ヤマハ発動機ジュビロ ヘッドアスレティックトレーナー 明石渡海男さん)。静岡県磐田市のラグビーチーム「ヤマハ発動機ジュビロ」の選手寮で約50人の選手やコーチの食事を担当しているのは、シダックスの管理栄養士、松本恵美子と調理スタッフです。担当するようになって10年以上が経ち、最初はラグビーのルールも知らなかったという松本が、ラグビーを学び、求められる体づくりを考え、選手一人ひとりを見て、メニューを考え、提案。それを腕のいい調理スタッフたちがおいしく調理することで、高い評価を獲得し、今では名誉あるチームのネームプレートにも名前を入れていただくなど、一緒にたたかう一員のよう。寮での食事だけでなく、遠征で選手が泊まるホテルでの食事も、事前に予定されているメニューを確認して要望を伝えたりと、栄養指導全般に携わっています。「2014年の優勝のとき、観客席から見守っていた私に、グラウンドにいてもいいくらいだと選手たちが言ってくれたのは本当に嬉しく感じました。まだまだできることはある。もっと勉強して、チームを支える他の職種の方たちとも一つになって、結果を出していきたい」(松本)。

「私たちもロンドンに行ってきます!」

2001年、静岡県伊豆市に、野球場、サッカー場、テニスコート、プール、室内練習場、宿泊施設を有する一大合宿施設を開設し、様々なアスリートの自主トレや部活動の合宿を支えるようになると、シダックスとスポーツの関わりはさらに深くなっていきました。そして2012年、ロンドンでの国際大会で、日本代表選手団のサポート拠点での食事提供を受託。厨房の設計からシダックスが行い、栄養士、調理師を日本から派遣。世界でたたかうトップアスリートの食を支え、過去最高のメダル獲得という喜びを選手団とともに分かち合うことができました。「シダックスとしても前例のない挑戦。管理栄養士、調理師から優秀なメンバーを選抜し、ロンドンに派遣しました」(総合研究所 高戸良之)。派遣メンバーの一人、管理栄養士の中村みどりは、入社したときからスポーツ栄養の分野を強く希望していました。選ばれたことを嬉しく思うと同時に、日本代表の選手の体に何かあってはいけないと、責任の重さを感じたと言います。「仮設の厨房で、毎日、食事をつくる日々はハードでしたが、とてもいい経験でした」(中村)。特別なメニューよりも白いご飯や味噌汁、梅干のおにぎりなど、日本で食べていたものが選手たちに喜ばれることもわかりました。それ以降も国際大会での選手団の食事提供の受託は続き、2012年以降、延べ調理師35人、管理栄養士40人が海外へ。経験を積みながら、よりクオリティを向上。海外では食材の仕入先に足を運んで入念に安全性を確かめるなど、高い基準を自らに課し、安心して食事を任せていただけるように努力を続けています。

続々と育ってきました。「公認スポーツ栄養士」。

スポーツの現場で専門的な栄養サポートを行う重要性が認識されるようになり、2009年には公益社団法人日本栄養士会および公益財団法人日本スポーツ協会の共同認定による「公認スポーツ栄養士」という専門資格ができました。シダックスでもこの資格を取得する管理栄養士が増えています。日本代表候補選手の支援を行う国立スポーツ科学センター(JISS)のレストランに勤務する佐藤尚子もその一人です。「競技、そして選手個人によっても摂取エネルギー量や栄養量が違うので、量が少なくてエネルギーの高い料理も用意します。逆に減量しなければならない競技の選手のためには、たんぱく質を取りつつエネルギーを抑えたものも用意したり。試合にピークを持っていくように、施設の皆さんと一緒に全員でサポートします。大会が始まるとレストランのテレビをスタッフみんなで見ながらの応援になります。調理場からずっと見てきた選手が試合をしていると、自分の子どもを応援しているような気持ちです。涙しているスタッフもいます」(佐藤)。ロンドンでの国際大会で日本人選手の食事をつくった中村みどりも公認スポーツ栄養士となり、スポーツ栄養の考え方を伝える様々な活動に参加。「今は公益社団法人日本栄養士会主催の企画で、ジュニアアスリートの保護者やコーチへのセミナーの講師をしています。未来のトップアスリート育成に繋げていく取り組みです」(中村)。シダックスの社内でも、様々な現場で勤務する管理栄養士・栄養士たちがスポーツ栄養部会に参加して、選手の体やコンディションについての知識を深めています。

トレーニング×栄養指導×治療院 一人の体をプロのチームでサポート。

2013年からは、シダックスは東京都渋谷区に「スポーツクラブ」と「カルチャースクール」を融合した「カルチャーワークス」もオープン。フィットネスジムでは最新のトレーニング機器を揃えるだけでなく、トップレベルのトレーナー陣と、管理栄養士が在籍しています。「短時間に爆発的なパワーを発揮する必要があるアスリートには特化したトレーニングを、70代や80代という高齢の会員様には筋力の維持、向上のプログラムを組みます。ゴルフの飛距離を伸ばしたい、体脂肪率を下げたい、どんな筋肉をつけたいといった思いをお話ししながら詳しく把握するようにしています。食の改善が必要だと思えば、ジムにいる管理栄養士につなぎ、栄養指導も受けていただきます」(トレーナー 石原創)。「食事は未来、体型は歴史です。自分の食習慣を見つめ、改善していくことで、望む未来の自分をつくっていくことができます」(トレーナー・管理栄養士 後藤優子)。さらに同じ建物の中に、治療院も開院。ケガの痛みの緩和、コンディションの調整に、アスリートたちも来院しています。「トレーナーとも連携し、マッサージや鍼治療、体内から温めるインディバを使った施術も行っています」(治療院院長 石井斉昭)。「テナントとして入ってくださっている外部の企業ともより連携して、この建物全体で、運動・栄養・休息・心・美という全てを提供する場所にしていきたい」(ジム責任者 進藤実)。トレーナーたちは、渋谷区からの委託を受けて、区内の高齢者施設へトレーニングの指導にも出向くなど、地域の健康づくりにも貢献しています。

「世界の人とたたかってみたい」。

トライアスロン日本代表の高橋侑子選手など、多くの選手たちがこのジムを選んでいます。利用しているアスリートの一人が、障がい者卓球の選手、小島雄史さん(SVENSON/VICTAS SHIBUYA所属)、18歳。「練習すればするほど、できることが増えて卓球の面白さを感じています。フットワークをよりよくすることが今の自分の課題。そのために体幹を鍛えるトレーニングに、週2〜3回、ジムに通っています。一つひとつの大会で成績を残してナショナルチームに入り、世界の人とたたかってみたいです」。伸びてゆくプレーヤーは、早くから世界という舞台を見つめています。私たちシダックスのスタッフも、食事の提供を軸としながら、トレーニングや体のケアを通じて、アスリートたちを支えていきます。私たちも職種に関係なく、スポーツが大好き。これからも選手の皆さんの血となり、肉となり、エネルギーとなって、ともに世界でたたかっていきたい。最高のパフォーマンスを発揮できれば、きっと勝てる。頑張りましょう、ニッポン!

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

シダックスとスポーツの関わり

  • 公認スポーツ栄養士数※1:2名
  • トレーナー数:21名
  • 鍼灸師数:6名
  • 栄養士・管理栄養士数:約3,000名
  • 関わりのあるスポーツクラブチーム:21箇所
  • スポーツへの関わり:1985年〜

※ 2018年9月現在の情報です。

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