500の仕事、シダックス。

きみの体と心をつくる仕事。きみの体と心をつくる仕事。

case study | 東京都渋谷区の場合

渋谷区と一緒に、子どもたちの成長を支える食のコミュニティづくり。

東京都渋谷区の情報
人口:225,004人(2018年3月1日現在)
総面積:15.11 平方km
東京都渋谷区周辺地図
sustainable development goals
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
17.パートナーシップで目標を実現しよう

私たちシダックスグループは、「SDGs」の取り組みに力を入れています。

渋谷区に本社を置く企業として、この地域に貢献できることは何か。

スクランブル交差点を行き交う多くの人の姿。いくつもの大きな画面で街に映し出される映像。東京という都市を象徴する場所の一つとして、海外からの観光客の方も本当に多くなっている渋谷。しかし、外から訪れる人を迎えるだけでなく、子どもからお年寄りまで約22万人の区民が暮らす地域でもあることをお忘れなく。人情味あふれる商店街もあれば、閑静な住宅街もあります。105の町会や自治会があって、区立の小学校18校では子どもたちが学んでいます。そして実は、私たちシダックスも渋谷区民。2004年から本社を渋谷区に置き、全ての事業の統括や、新事業の種を育む研究活動などを行ってきました。愛着も生まれているこの渋谷に、何か貢献できないだろうか。そんな想いが、新しいまちづくりに動き出していた渋谷区と繋がります。

2016年4月、渋谷区は、区内に拠点を置く企業や大学と協働して地域の課題解決を行う公民連携制度「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(以下「S-SAP協定」)」をスタート。そこにシダックスも加わりました。「大規模な再開発が進み、渋谷はハードが大きく変わっていくとき。だからこそ人の交流や、ぬくもりあるコミュニティも大事に育む必要があります。企業の方からも様々な知見ややってみたいことを集めて、渋谷の多様性を力に変えていきたい。シダックスさんにも期待しています」(渋谷区長 長谷部健)。

一緒につくって一緒に食べよう。「渋谷区こどもテーブル」事業に参画。

では、シダックスに何ができるか。区とともに検討を重ねていったとき、地域コミュニティが弱まっている傾向にあること、夫婦がともにフルタイムで働く世帯も多く、子どもが一人で食事をする「孤食」が見受けられることなどが挙がりました。「食」のプロというシダックスの強みを活かしつつ、子どもの健やかな成長を支える地域コミュニティにもなるような活動ができないか。そんな渋谷区のニーズが見えてきました。私たちも、「食」に体をつくる意味があるのはもちろんのこと、一緒につくったり食べたりすることが心のつながりや信頼を育むことを経験的によく知っていました。そこで、各地で広がっている「こども食堂」の渋谷区版、「渋谷区こどもテーブル」事業を担う1団体として、月に1回、親子のための食のワークショップを開くことを決め、シダックスの管理栄養士たちが企画を開始。シダックスのテストキッチンなどに渋谷区在住の親子に集まってもらい、「お母さんのためにつくろう。母の日スイーツ」「親子でパンをつくろう」「和食の日! 出汁をとって味わってみよう」など、楽しく食事を共有できる場づくりを始めました。

「このお弁当に春の野菜が3つあるよ。わかるかな?」

「日本にはいくつの季節があるでしょう」「4つ!」「今は?」「春!」「正解! では、今日のおかずのなかに、春が旬の野菜が3つ使われています。どれかわかるかな?」。企画だけでなく、当日に食べてもらう食事づくりから、ワークショップの司会進行、子どもたちとのコミュニケーションを担当するのも、シダックスの管理栄養士や、ふだんは給食事業の営業を担当しているメンバーです。クイズ形式にしたり、イラストで説明したり、ときには野菜に変身してみたり。食への興味や食べる楽しさを子どもたちから引き出そうと奮闘しています。「子どもたちに伝えるってすごく難しいです。事前に何度も練習しています」(管理栄養士 田中千裕)。「親御さんもホッとできる時間にしたい。料理をつくりながら、お子さんの好き嫌いや食べ過ぎの心配などの相談にも乗っています」(管理栄養士 品川喜代美)。「イベントも食事もぜんぶ私たちの手づくりです」(販促企画部 佐藤祐平)。「子どもたちが心を開いてくれたときが嬉しい!」(販促企画部 金谷昌美)。メンバー全員で楽しく盛り上げながら食材に親しんでいくと、嫌いだったはずの野菜を子どもたちが食べ始めるので、パパやママもびっくりしています。「1年やってみて、来てくださる方と私たちスタッフも仲良くなってきました。お母さん同士の出会いの場にもなってきています。今後は百貨店さんの屋上など、渋谷の街の空間を活かした企画もやってみたいと考えています」(シダックス・アカデミー 片岡暁孝)。

食というしあわせづくりなら、誰にも負けない。

2018年3月には、同じく「S-SAP協定」に参画している企業、伊藤園様とのコラボレーションで「抹茶アート」企画もこどもテーブルで実現。点てた抹茶の上にお茶の粉末で絵を描く体験に子どもたちも夢中になっていました。「こうした次世代育成の取り組みは、国連の持続可能な開発目標SDGsにも沿う、とても有意義なものと考えています」(伊藤園 顧問 笹谷秀光様)。衛生面の管理もしながら、これだけ柔軟に、フットワークよく、シダックスのメンバーが食のワークショップを企画、運営できるのは、日本全国の保育所給食、学校給食、学童保育の現場で、栄養士や調理師、保育士たちが食育の取り組みを行ってきたノウハウが社内にあるからです。日常の給食づくりのなかでも、季節ごとの食べ物を上手に使うこと、土地の素材を活かしたメニュー開発、伝統行事の料理やお菓子づくり、好き嫌いなく食べられるようにする工夫、そういったすべてが食育のノウハウになっています。「私たち自身もプログラムをつくりながら学んでいます。母の世代から受け継いだことを、今度は次の世代に伝えていけるとてもいい機会だと思います。」(品川)。「田舎育ちの私は、祖父母と畑に行って収穫を手伝うのが日課でした。あの体験を渋谷区の子どもたちにもさせてあげたい。収穫するところから企画してみたい」(田中)。調理技術やノウハウだけでなく、食を通じ、子どもたちを健康に育みたい、幸せにしたい、そんな気持ちが社内にたくさんあることがシダックスの財産です。これからも食の大きな意味を発信していきます。

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

シダックスの給食業務

  • 調理師数:約1,000名
  • 栄養士・管理栄養士数:約3,000名
  • 提供先:約2,800箇所
  • 1日の食事提供数:約600,000名

※2018年4月現在の情報です。

シダックス・アカデミー 渋谷こどもテーブル

  • 開始日:2017年3月
  • 年間開催数:12回
  • 述べ参加人数:200名
  • リピート参加率:60パーセント
  • 参加者年齢:3歳〜12歳
  • 渋谷区の幼児・児童数:14,729名

※ 2018年4月現在の情報です。
※1 2018年4月現在/渋谷区統計データ・住民基本台帳・外国人登録による人口参照

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