500の仕事、シダックス。

青春の6年の力になる仕事。青春の6年の力になる仕事。

case study | 高知県明徳義塾高校の場合

全寮制の学校で生徒たちの朝昼晩の食事とバス移動をサポート。

高知県明徳義塾高校の情報
生徒数:1,000人(中高含む・2018年6月1日現在)
寮生数:600人(中高含む・2018年6月1日現在)
高知県明徳義塾高校地図
sustainable development goals
3.の高い教育をみんなに
4.ジェンダー平等を実現しよう
10.住み続けられるまちづくりを

私たちシダックスグループは、「SDGs」の取り組みに力を入れています。

毎日が合宿。全寮制の明徳義塾で、約1,000人の食事づくり。

保育所や幼稚園、小学校の給食から、中高生、大学生の学生食堂、企業の社員食堂、そして病院や福祉施設での患者食、高齢者食まで、あらゆる世代の方々に食事を提供しているシダックス。給食事業はシダックスグループのなかで最も歴史のある事業であり、全国約2,000の調理現場でシダックスの栄養士、調理師たちが働いています。「母が我が子を想うような真心あるサービスが私たちの理念。地道な裏方の仕事ですが、堅実に、安心できる食の提供を続けています」(シダックスフードサービス執行役員 佐々木隆仁)。その現場の一つが、文武両道で知られ、スポーツ界にも多くのトッププレーヤーを送り出している名門校、明徳義塾です。

高知県の土佐湾に面した横浪半島にある、全寮制を基本とした中高一貫校で、2つのキャンパスで約1,000人の生徒が学んでいます。「教員も多くが学校の敷地の住宅や寮に暮らしています。生活を共にすることは、私たち明徳義塾が大切にする『師弟同行』という理念の形です。食事も食堂に全員で集まっていただきます。大きな家族のように、毎日、一緒に積み重ねる行いによって生徒の人間性を育んでいます」(吉田圭一校長)。つまり、明徳義塾には、一部の通学生を除くほとんどの生徒に、ここで毎日、朝昼晩3回の食事を提供するという大仕事があるということ。もともとは自校で食事づくりを行っていましたが、栄養管理、衛生管理の質をより高めていく必要から、2006年、シダックスに食堂運営を委託。成長期の心身をつくる大事な食の提供であり、明徳の教育においても大切な、ともに食べる時間を私たちがお手伝いすることになりました。

「故郷のお父さん、お母さん、食堂のおじさん、おばさんに感謝して、いただきます!」

毎朝、グラウンドでの朝礼を終えた生徒たちが、朝食を食べに食堂に集まってくるのは午前7時過ぎ。生徒数の多い堂ノ裏キャンパスでは約630人が一堂に会し、いっせいに食事をします。全員分をその時間に間に合わせるため、調理場では早番のスタッフが朝3時に準備を開始。お米を研いでご飯を炊き、パンの日は調理場でパンも焼きます。そしてテーブルに並べた600以上の皿への盛り付けです。一品を盛り付けるだけで30分以上。それを3品。食事の準備が遅れては、始業の時間に影響してしまうため、時間とのたたかいです。途中からは食事当番の生徒たちも合流して、全員分をセットします。こうして生徒全員が着席し、感謝の言葉を唱和すると、食事がスタートします。特に運動部の生徒たちは、ご飯山盛りを一人が3杯、4杯という、嬉しい食べっぷりです。おいしそうに食事をしている様子にほっと胸をなでおろしつつも、今度は食べ終わった生徒が返しにくるお皿を受け取り、食器の洗浄となります。こうして朝食の時間が終わっても、次は午前10時から昼食の支度、15時からは夕食の支度と、1日3回、600人以上の大きな家族のご飯の時間を、スタッフたちはつくります。学校の時間割を乱すわけにはいかないため、時間内に食事を済ませられるように準備するのもプロとして大切なこと。毎日が合宿生活のような環境のなかで、2つのキャンパスを合わせて約1,000人の生徒たちが、私たちのつくる食で、ぐんぐんと成長していきます。

給食だけじゃない。チームを乗せ、勝利に向かって走るウイニングドライバーも。

公共の交通機関もない山間部のキャンパスで寮生活を送るということは、部活動の遠征や、必要な買い物、病気やケガで診察を受ける必要があるときなどは、生徒たちをバスに乗せて運ぶ必要があります。明徳義塾では、当初は職員の方が運転も行っていたそうですが、現在はバス運転もシダックスに委託。そう、シダックスの強みは、給食だけではなく、車両運行なども手がけられること。現在、明徳義塾では10人の運転サービス士が生徒たちを乗せた車両を運転しています。授業や部活の練習のためにキャンパス間の移動が必要な生徒の送迎や、一部の通学生の送迎は毎日、行います。堂ノ裏キャンパスに向かう通称「明徳坂」は道幅がとても狭く曲がりくねっていますが、この道を大型のバスでもスムーズに走り抜ける高い運転技術で、大事な生徒たちを運んでいます。そして部活動の盛んな明徳義塾では、選手団を乗せて全国大会へ遠征する機会も多く、大会中もずっと同行して応援します。なかでも運転サービス士の責任者を務める有澤賢治は、高校野球部を乗せることが多く、彼の運転で大会に行くと勝率が高い「ウイニングドライバー」として、甲子園からのNHKの中継でも紹介されました。「運転の仕事だけど、運転だけじゃない。生徒たちをよく見て、元気がなければ声をかけたり、コミュニケーションはやっぱり大事です。俺を本当のウイニングドライバーにしてくれよーと、試合前は激励しています」(有澤)。親戚のおじさんのような、近すぎないけれど愛情の伝わる距離感。今日も生徒たちと同じ方向を向いて、時々、ミラーで生徒たちの様子を確かめながら、運転サービス士たちは走っています。

生徒たちからも、もらっているエネルギー。

午後の授業が終わって部活動が始まる前のひとときや、テスト前の期間などは、大きな食堂が、友だちと語り合ったり勉強を教えあう場所に。先生方も生徒たちと時間をずらして食事をしていたり。留学生たちの外国語でのおしゃべりも聞こえてきます。食堂は、明徳という大きな家族のリビングのよう。生徒も、先生も、シダックスのスタッフも、「試合もうすぐだね。調子はどう?」「大丈夫。また次がんばりー」、そんな会話も生まれています。中1のときは小柄だった子が、高校生になると身長も大人を追い越したり、生徒たちの成長が目に見えて実感できるのは、大きなやりがいです。「留学生の母国をテーマにした企画メニューや、中国から来ている生徒のために始めた朝のおかゆも好評です」(四国支店 管理栄養士 河井美佳)。「ヘルシーな食事を好む女子もいるので、カロリー重視だけにならないようにメニューを考えています」(管理栄養士 岡崎愛)。「短時間に何百食を提供する給食は時間がネック。細かい対応が難しいなか現場のスタッフが工夫して頑張ってくれています」(中国支店 支店長 坂井睦朗)。「この仕事が楽しい。生徒たちを見ていると、自分も頑張らないと、という責任感が生まれます」(栄養士・調理師 志方佑衣)。「年末年始も寮で過ごす生徒たちには、年越しそばやおせちバイキングもします。私たちも生徒から、頑張るエネルギーをもらっているんだろうと思います」(責任者 中尻敏美)。明徳義塾の校風は、そこで働く私たちにも、一緒に育っていく家族のような喜びを感じさせてくれています。

6次産業商品や新しい参加型観光も。根尾は、桜だけじゃねーお!

中高の6年間を過ごした生徒たちが卒業するときは、シダックスのスタッフにとっても感慨深いものがあります。その日は保護者の方たちも食堂に迎え、盛大なパーティに。昨年は、数百人みんなで一緒にすき焼きを味わいながら門出を祝いました。運転サービス士の有澤は、卒業する野球部の生徒から、その生徒がずっと使っていたグローブを手渡されて、びっくり。「運転の合間に、球拾いを私が素手で手伝っていたのを見ていたんですね。今度からこれを使ってください、後輩もよろしくお願いしますと、プレゼントしてくれました」。グローブは有澤の宝物になっています。野球だけでなく、ゴルフ、相撲、サッカーなど、プロスポーツ選手として活躍を始める卒業生もいます。「活躍のニュースを見ながら、食堂で食べていたあの子が世界のトッププレーヤーになったんだなあ、サインもらっておけばよかったなあと、スタッフで笑って話していることもよくあります」(中尻敏美)。育ち盛りを食と運転で支える仕事は、生徒たちのこれからが楽しみになり、未来が楽しみになる仕事です。学校や企業で頑張る一人ひとりの活躍、それこそが今日も全国各地で食事をつくり、運転をする、シダックスのスタッフの願いです。

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

給食業務

  • 受託開始日:2006年4月
  • 従業員数:約30人
  • 調理師数:11名
  • 栄養士・管理栄養士数:5名
  • 1日に調理する食材料:2トン
  • 1日に焼くパンの数:1600個
  • 1日に炊く米の量:400kg

※2018年6月現在の情報です。

バス運行業務

  • 受託開始日:2014年4月
  • 従業員数:10名
  • 受託管理車両数:21台
  • 1日の利用者数:1,200名
  • 年間走行距離:40,000km
  • 受託後の事故件数:0件
  • 甲子園送迎回数:4回

※ 2018年6月現在の情報です。

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