500の仕事、シダックス。

物語を乗せて走る仕事。物語を乗せて走る仕事。

case study | 千葉県浦安市舞浜の場合

リゾートホテルなどの送迎バスで、心を込めた運転サービスを提供。

千葉県浦安市舞浜の情報
人口:169,450人(2018年10月1日現在)
面積:17.30平方km
千葉県浦安市舞浜地図
sustainable development goals
5.安全な水とトイレを世界中に
8.産業と技術革新の基盤を
11.つくる責任、つかう責任
16.パートナーシップで目標を実現しよう!
17.

私たちシダックスグループは、「SDGs」の取り組みに力を入れています。

その歴史は「黒塗り」から始まった。

「運転者、運転手ではなく、私たちはそれ以上の価値を提供する『運転サービス士』」(大新東 代表取締役社長 森下哲好)。企業、官公庁・自治体を合わせ、約1,000の団体と契約を結び、約3,600台の車両の運行管理業務を行っている運転サービスのプロフェッショナル集団が、シダックスグループの大新東株式会社です。全国で約4,300人の運転サービス士たちが、各地で様々な車両の運転、管理を担っています。事業のスタートは50年以上前の1962年のこと。「黒塗り」と言われる企業の役員送迎車の運行管理が始まりでした。ご自宅から会社へ、訪問先へ、分刻みのスケジュールをこなすトップクラスの要人をお乗せして、一日中の移動を支える仕事。「乗せる方をまるで真綿でくるむように、アクセルやブレーキを感じさせない運転を心がけること。まるで秘書のようにスケジュールを把握し、気持ちを汲み取ること。守秘義務の順守はもちろん、『礼節』を徹底し、その方の周囲の方やご家族からも信頼をいただくこと。これが大新東が守ってきたクオリティです」(バスサービス事業本部長 加倉井啓雄)。日本の高度成長期には、工業地帯に通勤する方を、近隣の駅から送迎するバスの運行も数多く担うようになります。ここでも、朝夕の通勤時以外は、工場の駐車場の管理や用務を担ったりと、運転以外もこなす働きで評判となりました。こうして運転サービス士の活躍は広がり、今では、スポーツ選手の送迎バス、ホテル利用者の送迎バス、移動図書館やテレビ中継車など、全国で多様な車両の運行管理を担うようになりました。

舞浜を走る48台の送迎バスの運行も担当。

人気のリゾートホテルなどがあり、たくさんの人で賑わう千葉県浦安市舞浜地区。舞浜駅前のターミナルには、訪れる人を乗せるたくさんのバスが行き来しています。このエリアの多くのバスを運転しているのが実は、大新東の舞浜営業所メンバーです。自社所有のバス21台、ホテルなどの契約クライアント様所有のバス70台を、合計152人のメンバーで運行。ホテル利用者の送迎だけでなく、航空会社3社のクルーを空港から送迎するバスや、大型マンションの住民の送迎、企業の社員送迎など、多岐にわたるクライアント様のオーダーに応える運転サービスを舞浜地区で提供しています。どんなバス運行にも欠かせないのが早朝からの車両の点検です。暗いうちから舞浜営業所の駐車場では、タイヤを叩いて空気圧やボルトの締り具合など、車両を点検する音が聞こえ始めます。そして、運転サービス士たち自身の健康状態のチェック。もし体調の良くないメンバーがいれば、代務メンバーが交代して対応します。走るルートに事故が起こっていないか、交通情報の把握も欠かせません。安心安全のための地道な確認を経て、運転サービス士たちはそれぞれの担当するクライアント様の現場へ。「おはようございます。今日も一日よろしくお願いします!」。ボディもピカピカに磨いた車両が、朝7時頃から舞浜エリアを走り始めます。

「ありがとう。私たちにはあなたがヒーロー。」

運転手ではなく、私たちは運転サービス士。ここ舞浜でも、お客様に奉仕する大新東のサービスマインドは健在です。お客様を迎える場所では、バスの外に立ってお客様を待ちます。乗る方に声をかけながら、ベビーカーやスーツケースを載せるお手伝いをしたり、雨が降ればお客様が濡れないように傘をさしたり。バスを出発させてからは、緩やかな発進、停止、カーブを心がけて安全運転。そしてお客様から好評をいただいているのが、車内マイクを通じたコミュニケーションです。「本日の運転は、たまちゃんが担当します 」「今日がお誕生日の方がおられましたね。皆さんでハッピーバースデーを歌いませんか」「くれぐれも車内にお子さまをお忘れにならないでくださいね」。運転サービス士たちがユーモアも交えながらアナウンスしていくうち、バスの中は笑いも起こり、和やかな雰囲気に。「一日遊んでホテルに帰って来られるお客様はだいぶ疲れておられるはずなのに、笑顔でバスを降りて来られるんです。これは運転サービス士さんたちが盛り上げてくださるおかげ。アンケートでも感謝のコメントが毎月たくさん集まります」(東京ベイ東急ホテル 客室マネージャー 西山裕司様)。運転歴8年の運転サービス士、戸高環(とだかたまき)は、あるお客様からの感謝の手紙が今も忘れられないと言います。「あるとき、幼い娘さんを亡くしたばかりのご夫婦が私のバスに乗っておられたようなんです。ずっと笑顔がなかった奥様が私のトークで笑ってくださったそうで、『私たちにとってはたまちゃんがヒーローです』と後でお手紙をくださったんです」。そんな手紙を大切にファイリングして、運転サービス士たちは日々の仕事の励みにしています。

「バスが大好き」「接客が好き」若い運転サービス士も活躍中。

経験豊富なベテランが多いイメージの運転の仕事ですが、大新東舞浜営業所には、20代、30代の運転サービス士も多く活躍しています。35歳の中川亮は、旅行会社から転職して運転サービス士になりました。「毎日、お客様も違いますし、道路状況も天候も違えば、車両の動きも違う。この仕事は本当に飽きない仕事だと感じています。『りょうちゃん』というニックネームで、マイクでのアナウンスでも楽しく盛り上げています」。女性の運転サービス士、大島遥は27歳の時から大新東に入りました。「父がバスの整備士だったせいか、バスが好き。以前は接客業の仕事をしていたのですが、やっぱりバスの運転を職業にしたくなり、転職しました。ホテルのリピーターのお客様が覚えていてくださって、頑張ってるねと声をかけてくださるのが嬉しいです」。バスの運転を始めてまだ5ヶ月の新人、前田智輝は、研修を終えて、初めて一人でお客様を乗せたバスを運転したときのことを話してくれました。「降りていかれるお客様の中にいた一人のお子さんが、私に『ありがとう』と言ってくれたことが、すごく自分にとって衝撃でした。運転で感謝してもらえた初めての経験で、胸がいっぱいになりました」。そんなふうに、お客様と心が通う経験を重ねながら若い運転サービス士たちも成長していきます。誰かに喜んでいただけたことの喜びが、サービスマインドをさらに大きく育んでいます。

たいせつな人生の物語を乗せて。

「舞浜を訪れたお客様にとって、最初に接するのがバスを運転する私たち。そしてお帰りのとき、最後に接するのも私たちです。旅やホテルの印象を左右する大事なところを私たちは担当している。この旅のためにずっと貯金をして遠方から訪れる方もおられます。毎回の運転を一度きりの大切な出会いだと思って、私たちは大事にしていきたい」(大新東 舞浜営業所 所長 栗本将和)。楽しみにしてきた舞浜での特別な時間が終わり、ホテルから駅へ、帰る方たちを乗せたバスの中は、イベントが終わる寂しさで、しんみりした雰囲気になりがちです。でも、まだまだここは舞浜。帰りのバスの10分、20分といったひとときも、ハッピーな気持ちでいてほしい。バックミラーと背中で車内を感じて、寂しい気持ちになっている子がいそうなら、時々、おかしなことを言って笑顔にしながら、今日も運転サービス士たちはハンドルを握っています。普段は様々な場所で暮らす様々な人生が、ほんのひとときこのまちで、一つのバスに乗って、笑っている。この一期一会の物語を乗せて運転する喜びを感じながら、今日もみなさんをお送りしています。「私のバスに乗っていただき、ありがとうございました。停留所が近づいてきました。みなさんを乗せることができて私も幸せでした。それではまたお会いできるときまで、どうかお気をつけて。お元気で」。

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

シダックスグループ 大新東株式会社

  • 創業:1962年2月
  • 運転サービス士数:約4,300名
  • 車両管理数:約3,500台
  • 重大事故件数(旅客自動車運送事業):0件
  • 全国営業所数:60営業所
  • 貸切バス事業者安全性評価認定:二つ星獲得

※ 2019年1月現在の情報です。
※1 自動車事故報告規則第2条(国土庁)に基づく
※2 公益社団法人 日本バス協会認定 貸切バス事業者安全性評価認定制度
 
撮影協力:東京ベイ東急ホテル様

最新の記事一覧

企業広告アーカイブス

月に一度、日本経済新聞に企業広告を掲載。
さまざまな仕事の現場をご紹介いたします。