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福島県相馬市仮設住宅で、生活習慣病を予防する「いきいき健康講座」を開催しました

2013年1月8日

 東日本大震災により、福島県相馬市では約3,600名の被災者が市内14カ所の仮設住宅で避難生活を送っています。シダックスフードサービス株式会社は相馬市の委託により、2011年4月18日から避難所や仮設住宅において食事を提供しており、対象者約1,200人の方々に食事提供を行っています(2012年11月21日現在)。

 

 避難生活は震災前と比べ生活全般が不活発になりがちで、仮設住宅住民の健康面の悪化や生活習慣病が懸念されます。そこでシダックス栄養士会は相馬市保健センターと共同で、2012年4月から、仮設住宅住民の方々の生活習慣病予防を目的とし、食生活アドバイスや健康チェックなどを行う「いきいき健康講座」を実施しています。

 

 シダックス栄養士会は本講座の中で、食事面のアドバイスと実践的な知識普及のための「食生活セミナー&クッキング」の開催(講師:シダックス栄養士会 井出静香)、および仮設住宅住民の方から募集した「うちのおすすめ料理」ポスター作成・掲示を担当しています。

 

 「食生活セミナー&クッキング」1回目は、「野菜を上手に食べましょう」と題し、2012年4月24日に柚木応急仮設北集会所で開催しました。仮設住宅で自炊をされる方が増える中、不足しやすい野菜を上手に食べることを目的とし、野菜摂取の健康効果の紹介と春野菜を使用したレシピ2種類(アスパラのごま塩麹和え、春キャベツの塩麹漬け)を紹介しました。当日は22名の方が参加されました。

 

 2回目は、2012年11月26日(月)、28日(水)、29日(木)に、大野台高齢者等サポートセンター、柚木応急仮設住宅北集会所、北飯渕東集会所、刈敷田第1仮設談話室の4カ所で実施し、計60名の方にご参加いただきました。7月10〜17日に相馬市保健センターが実施した仮設住宅健康診断では、291名中77名(26.5%)の方が高血圧という結果であり、「高血圧予防!おいしい減塩生活、始めましょう」と題し高血圧予防・改善のための実践的な知識普及のためのセミナーを開催しました。福島県は食塩摂取量が全国2位と高いことを考慮し、減塩レシピ2品(ブロッコリーの手作り減塩ドレッシングかけ白菜、干桜えびの野菜スープ)を紹介いたしました。いずれのレシピも、調理方法を工夫して美味しく簡単に野菜摂取や減塩を実践していただけるものにしました。

 

 「うちのおすすめ料理」ポスターの掲示では、仮設住宅住民の方々が考案したメニューを紹介しています。野菜を2皿分とれる料理、郷土料理や地元食材を使用した料理などを2ヶ月おきに年6回、相馬市内の仮設住宅集会所に掲示し、住民主体型の食事情報の発信を行っています。

 シダックスは今回の取り組みを通じて、被災者の皆様の食生活改善の一助になることを目指しております。

 

  
セミナーでは、食生活クイズを行いました

仮設住宅にもある電子レンジを活用したレシピを

紹介しご試食いただきました

仮設住宅住民の方が考えたおすすめレシピを

ポスターで紹介しています