500の仕事、シダックス。

東京都中央区銀座 | 百万石の豊かさを発信する仕事

case study | 東京都中央区銀座 石川県アンテナショップ いしかわ百万石物語・江戸本店の場合

静岡県の中伊豆で、家族3世代が楽しめる体験観光の場所づくり。

東京都中央区の情報
人口:155,295人(2017年10月1日現在)
総面積:10.21平方km
観光入込客数:3,748,897人(2017年度)
東京都地図

石川の顔になるお店。県と一体となって運営中。

北陸地方の中部に位置し、金沢をはじめとした19の市町村からなる石川県。2015年3月に北陸新幹線が金沢まで開業すると、首都圏からのアクセスも非常によくなりました。このチャンスを活かし、より多くの方に石川の魅力を発信し、足を運んでいただこうと、東京の銀座に石川県が2014年10月に開設したのがアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」です。伝統工芸品、食品など約1,900種類の商品と、観光案内カウンターやイートインコーナーもある3フロアのショップが首都圏のお客様を迎えています。このアンテナショップを石川県と一体となって企画、準備を進め、現在も受託運営しているのが私たちシダックスです。
石川県の顔となって働く、責任の大きな仕事。お客様へのご案内のためにも、石川の魅力を自分たちも理解しておきたいと、初代店長を務めたシダックスの大塚義明は、何度も現地へ足を運び、各地を巡って石川の良さを勉強し、お店づくりに活かしました。「工芸品の多彩さは石川ならではですし、和菓子もたくさんあって、お客様から『すごい』と驚いてもらえるのが自分も嬉しかったです」。
現地を歩いて調べた情報をもとに、商品にどれだけ手の込んだこだわりがあるのかを伝える工夫をしたり、電車で買い物に来ることが多い首都圏のお客様のために持ち帰りやすい小サイズの商品を開発してもらったり。銀座の店頭の感覚を地元のメーカーに伝えることも大事にし、オリジナルの商品も生まれました。「石川の多くの企業と私たちが、民間企業同士で、お客様、ニーズに沿った商品開発などの交渉をスピーディに進められるのは、シダックスが受託運営する一つの良さだと思います」(大塚義明)。

「より濃いファンを育む場所にしたいんです」。

ただ名産品を買えるだけでなく、より石川のファンになってもらえる場所にしよう。「いしかわ百万石物語・江戸本店」には、そんな工夫が詰まっています。たとえば地下1階のイートインコーナーでは、食と伝統工芸のコラボレーションを実現。能登牛のステーキ丼を輪島塗の漆器で食べるという贅沢を体験できます。2階には県がカウンターを設置。専任の観光コンシェルジュが常駐して旅の相談にのり、石川の観光地や食、イベントなどの情報をきめ細かくご案内しています。これもアンテナショップでは珍しいと好評。「ここで教えてもらった場所に行ってみたらとても良かった、また今度、石川に旅行に行くんだけど次はどこがいいかなあと二度目、三度目の相談に来てくださる方もおられます」(観光コンシェルジュ 小見山久実子さん)。
さらに、銀座まで来られない方たちのところへ、石川のいいものをお届けにいく、「ひゃくまんごく号」での出張販売も開始。組み立て式の屋台と名産品を載せて、福祉施設や企業の社員食堂、音楽フェスの会場など、関東の各地へ走り出しています。若い世代にもアプローチしようと、石川のご当地アイドルや、石川出身の人気声優さんとのコラボレーションイベントも実施しました。「他のアンテナショップではやっていない、初めての挑戦をどんどんやっていきたい。まだいろんな企画を仕込んでいます」(店長 水田憲孝)。「シダックスさんの民間企業ならではのアイデアと、県庁が持つ企業や人の情報をマッチさせてイベントやキャンペーンを一緒につくっていく、いい関係ができていると思います」(石川県商工労働部 小幡侑志さん)。

実は石川の各地でも観光を支えるシダックス。

シダックスと石川県の関わりは、アンテナショップが始まりではありません。さかのぼれば1980年代から石川県の各地で社員食堂や給食、バスの運行を担ってきました。そして、2012年から七尾市の能登島にある「道の駅 のとじま」の受託運営を、2015年からは和倉温泉の高級旅館、加賀屋様の館内エステティックサロンの受託運営を開始。地域の資源を活かした観光開発やおもてなしの現場をお手伝いするようになり、これらの実績がアンテナショップを任せていただくことにつながっています。
「道の駅 のとじま」は、シダックスによるリニューアルで来客数、売り上げが大きく伸びました。能登島の港で朝とれた海鮮の丼を食べていただけるようにしたり、ブランド牛「能登牛」を提供する認定店となったり、能登ミルクのソフトクリームや、能登島のブルーベリーを使ったスイーツ「能登ミルクベリー」を開発して人気となったり。能登を旅する方たちにとって必ず立ち寄りたい場所の一つとなりました。現在も能登島の農業、水産、加工、観光などの様々な業種の人が集まって取り組む「まあそい能登島プロジェクト」に参加し、能登島ブランドの商品を道の駅に出していこうと企画進行中。「海の幸だけでなく、日本酒もイノシシ肉も、漬物やお米も能登島にはあります。いずれ銀座のアンテナショップで発信していくためにも、まず道の駅でしっかり能登島ブランドを確立したい」(店長 木本洋一)。「満点の星や、能登島大橋から見る夕日、オレンジ色に染まる七尾湾の美しさは感動です。ぜひ能登島へ。ようこそ」(販売 荒木和代子)。「地元にとってはあたりまえの自然、あたりまえの食文化に価値がある。それを観光に訪れる方とどう出会わせていくかを考えていきたい」(金沢営業所 唐木俊一)。
加賀屋様のエステ『サロン&スパ 氣』ではシダックスの6名のセラピストが施術を担当しています。「日本一のおもてなしの一端を担っていることを誇りに思います。お客様が求めておられることを汲み取る感性を、みんなで大切にしています」(セラピスト 高谷直美)。

戦火も免れた奇跡の地、石川。続いてきた営みをつないでいくために。

多くの農作物をもたらす肥沃な加賀平野、海の幸も山の幸も豊かで、北前船の交易の中継地としても栄えた能登半島。そして江戸時代に加賀藩の城下町として栄えた金沢。この魅力あふれる石川は、戦時中も空襲を受けなかったことから、古くからの町並みが各地に残り、伝統的な街の営みが生きている奇跡の地です。伝統工芸品でなくても、昔から変わらない作り方でつくられ、今も暮らしのなかで愛されている醤油やお酒、水産加工品やお菓子、お茶、ろうそくなどもあります。スーパーが地域に一軒もなくても、自分たちで収穫した米や野菜、魚が豊富な農村や漁村もあります。「能登のキリコ祭りも日本遺産に認定されましたが、他にもまだ知られていない文化資源がたくさんあるんです」(観光コンシェルジュ 小見山久実子さん)。
ただひたすら多くを消費させようとするような観光開発で、この土地の文化をすり減らしてしまってはいけない。地域の健全な活性化と観光を両立させる本当の地方創生で、豊かな生活文化を次代へつなぐことが私たちシダックスの役割だと考えます。石川の魅力を広く発信し、石川への入り口づくりをするアンテナショップと、地域に根ざしたおもてなしを丁寧にすることで、より石川のファンになってもらう現地での観光支援の仕事。私たちシダックスのメンバーが担う多様な仕事、蓄えてきたノウハウを今以上に連携させることで、石川県のさらなる発展に貢献していきたい。大きな意義を感じながら、今日もシダックスのメンバーが各地で汗を流しています。

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

東京都中央区銀座
銀座×百万石 関係マップ

  • アンテナショップ受託運営
  • 石川県

石川県アンテナショップ いしかわ百万石物語・江戸本店

  • 営業開始:2014年10月より
  • 年間来場者数:約25万人
  • 従業員数:20名
  • 従業員年齢:18歳〜68歳
  • 取り扱い商品点数:1900点
  • イートイン座席数:10席
  • 年間イベント開催数:120回
  • 営業時間:10:30〜20:00
  • ひゃくまんさん来店回数:8回
  • 観光コンシェルジュ相談回数:4600名(年間)
  • ひゃくまんごく号出張販売回数:8回

※2017年11月現在の情報です。

道の駅 のとじま

  • 営業開始:2012年4月より
  • 年間来場者数:約38万名
  • 従業員数:15名
  • 従業員年齢:18歳〜68歳
  • 取り扱い商品点数:1000点
  • 能戸ミルクソフトクリーム年間販売数:32000個
  • レストラン座席数:140席
  • テナント店舗数:1店舗(「大漁屋」)
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 駐車場台数:普通車272台/大型車8台

※2017年11月現在の情報です。

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