500の仕事、シダックス。

北海道千歳市 | 地域のパワーを引き出す仕事

case study | 北海道千歳市の場合

北海道の玄関口で土地の恵みを活かした道の駅づくり。

北海道千歳市の情報
人口:96,483人(2017年8月1日)
総面積:595平方km
観光入込客数:5,187,400人(2016年4月~2017年3月)
北海道地図

通り過ぎてしまうだけの町だった千歳。

北海道の中南部に位置する千歳市。年間2,000万人以上もの乗降客数を有する「新千歳空港」を抱える北海道の空の玄関口です。しかし、経済の中心である札幌市が隣にあることもあり、千歳はどうしても通り過ぎるだけの場所になりがち。土地の魅力をなかなか知ってもらえないことは、千歳市の課題でした。そこで市は、秋に川をさかのぼる多くのサケが見られる千歳川沿いに、「サーモンパーク」をつくる構想を策定。サケを観察できる水族館と、野菜販売を行う程度だった小規模の「道の駅」を併せて大幅にリニューアルし、サケというこの地ならではの資源を活かした地域の活性化を始めます。そのうちの「道の駅 サーモンパーク千歳」を、立ち上げ段階から受託運営を委託されたのが私たちシダックスグループです。市の想いを受け、テナントの誘致から行いました。

ここにはすごい資源がたくさんある。

多くの人に立ち寄ってもらえる場所、ここを目がけて来てもらえる場所にしよう。千歳らしさを感じてもらえる、千歳のにおいがする道の駅にしよう。市と一体となった私たちの挑戦が始まりました。何よりもまず、隣接する「千歳水族館」と連携し、サケが遡上する季節には、多くの人に千歳川のサケを見てもらおう。物販コーナーにはサケの加工品や地元のパン屋さんのパン、地元のお菓子屋さんとコラボしたクッキーなどを揃えよう。フードコートには、近隣の人気店を誘致し、サケやイクラのメニューも出してもらうようにしよう。地元野菜の直売スペースも設け、千歳の農家のとれたての野菜が毎日並ぶようにしよう。こうして2015年8月、「道の駅 サーモンパーク千歳」がリニューアルオープンしました。「千歳は市の方たちが熱心。だからこそちゃんとした施設づくりができたと思います」(営業開発 志田亘)。

「川は見ていて飽きんしょ?だから何度も来てくれる人が多いのさ。」

「多いときは川がサケで真っ黒になるくらいサー。秋にはすごい人ヨー。」スタッフの一人、美口利和は64歳。もともとは航空機整備をやってきた航空自衛官。54歳で定年退職してからはいろいろな仕事に挑戦。この「サーモンパーク千歳」のリニューアル時からメンバーになりました。「遠くから何度も来てくださる人もいて、声をかけていただけるのが本当に嬉しいのサ。」勉強した豊富な観光知識と、ちょっと土地のなまりのある話しぶりで、すっかり名物スタッフになりました。「千歳の誇りは、やっぱり空と千歳川。」そう語る販売スタッフの小林ひとみは、千歳生まれの千歳育ち。以前はシダックスの調理スタッフでしたが、「道の駅」が新しくなると聞いて、異動を希望して働き始めました。「お客さんが喜ぶ顔を見るのが好き。小さな幸せがたくさんある仕事です。」働く千歳市民の温かい人柄も、この「道の駅」の魅力になっているようです。

遠くからの人にも、地元の人にも、もっと愛される場所に。

空港から道内観光の第一歩として訪れる人も多いことから、スタッフたちは千歳だけでなく、全道各地の観光案内の力もつけようと勉強。5名が「北海道観光マスター検定」に合格しました。さらに美口利和は、道内にある117の「道の駅」を休日を使って全てめぐるという目標も立て、わずか3ヶ月で達成しました。「自分で足を運び、自分の目で見てよかったところをおすすめしたいですから。仕事するからには全力でやるのサ。」また、観光客をおもてなしする一方で、地元の人に利用してもらうことも大切にしているサーモンパーク千歳。「地元の人の歌やダンス発表のイベントを企画したり、中学校の音楽発表会をここで開いてもらったりもしています。これがけっこう盛り上がるんです」(施設長 清水広介)。地域のパワーを引き出す。それはシダックスにとって観光資源の開発だけを意味するのではなく、その土地に生きる人たちが持っているパワーを引き出すこと。それこそが実はいちばんの地域の資源であり、それがまた外からの人を引き寄せるのではないでしょうか。コミュニティにもツーリストにも愛される「道の駅」を目指して、これからもサーモンパーク千歳の挑戦は続きます。

500の仕事で、人を支えていく。町を支えていく。この日本を支えていく。

北海道千歳市
トータルアウトソーシングマップ

  • コンビニエンスストア受託運営
  • 商品開発
  • 観光案内
  • 道の駅受託運営
  • 厨房施工

サーモンパーク千歳

  • 受託委託:2015年8月より
  • 年間来場者数:1,001,037名
  • 従業員数:8名
  • 従業員年齢:32歳〜65歳
  • 北海道観光マスター所持従業員数:5名
  • フードコート座席数:100席
  • 年間イベント開催数:30回
  • インディアン水車鮭捕獲数:164,711匹
  • 駐車場台数:大型車14台/普通車213台/身障者用6台
  • 提携農家数:82軒
  • 営業時間:10時〜20時30分
  • テナント店舗数:9軒

※2017年7月現在の情報です。

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